MY FOLON
私のフォロン 現場から—— その① 絵に切れ込みを発見!
2024/08/25
日本で30年ぶりとなるフォロン展が、東京ステーションギャラリーで好評開催中です。担当学芸員の半澤が、展覧会開幕後に気づいたことなどを綴ります。 今回は本展出品no. 126《無題》(制作年不詳、グラファイト・水彩)につい…
MY FOLON
私のフォロン 須山悠里(デザイナー) 1/2
2024/08/24
「空想旅行案内人 ジャン=ミッシェル・フォロン」展の図録と展覧会に合わせて刊行された2冊のアートブック『フォロンを追いかけて Book 1 』『フォロンを追いかけて Book 2』を手掛けたデザイナーの須山悠里。膨大な作…
MY FOLON
私のフォロン 木村和平(写真家) 東京会場を訪ねて
2024/08/22
フォロンを追いかけて——。故郷ベルギーや活動拠点となったフランスを旅し、フォロンの足取りをとらえた写真家の木村和平が、30年ぶりに東京で開催された「空想旅行案内人 ジャン=ミッシェル・フォロン」展の会場(東京ステーション…
MY FOLON
「私のフォロン」について
2024/08/21
日本では30年ぶりの回顧展が東京で開幕し、ひとつきが経ちました。展覧会はこの後、名古屋、大阪へと巡回します。30年ぶりの展覧会が開かれるのをきっかけに、展覧会の図録や関連本も出版され、フォロンがあちこちで話題になっていま…
EXHIBITION
5つのストーリーで旅する展覧会 1/5
2024/06/18
プロローグ 旅のはじまり 展覧会のタイトルは、フォロンが制作し実際に使っていた名刺“FOLON: AGENCE DE VOYAGES IMAGINAIRES(フォロン:空想旅行エージェンシー)”が着想源です。最初の章では…
EXHIBITION
5つのストーリーで旅する展覧会 2/5
2024/06/19
第1章 あっち・こっち・どっち? 旅先で頼りになる道案内の矢印。ところがフォロンが描く矢印は旅人を攪乱するかのように、あちらこちらへと向かいます。矢印に翻弄される街や人間を描くことは、フォロンにとって自立したアーティスト…
EXHIBITION
5つのストーリーで旅する展覧会 3/5
2024/06/19
第2章 なにが聴こえる? 「耳を澄ませば、世界が動いている音が聴こえてきます」。そう語るフォロンの耳に届いていたのは、どのような音だったのでしょうか。水彩のやわらかな色使いと、自在なドローイングのタッチとは裏腹に、描き出…
EXHIBITION
5つのストーリーで旅する展覧会 4/5
2024/06/20
第3章 なにを話そう? 見る人が絵と対話することを望んでいたフォロン。人々に世界の「いま」を語りかける手段として、フォロンは企業や公共団体などの依頼で手がけた600以上ものポスターを、絵画作品と同じくらい大切にしていまし…
EXHIBITION
5つのストーリーで旅する展覧会 5/5
2024/06/20
エピローグ つぎはどこへ行こう 「私はいつも空を自由に飛んで、風や空と話してみたいと思っているのです」と語っていたフォロンは、かろやかに世界を飛び回り、旅先での新しい体験や出会いを大切な創作のエネルギーにしていました。こ…
WHO IS FOLON?
マルセル・プルーストによる質問帖とフォロンの回答
2024/06/19
Le questionnaire de Proust 『失われた時を求めて』で知られる小説家、マルセル・プルーストが答えたことで知られる質問帖(Le questionnaire de Proust)へのフォロンのチャーミ…