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『フォロンを追いかけて Book 1』
2024/06/16
フォロンが生み出した多彩で詩情的な作品群を前に、すっと心を開く。そしてフォロンを過去にではなく、未来に感じる。そんなきっかけになるべく、フォロンを追いかける二つの旅を2冊の本にまとめました。
1冊目はフォロンを「知る」旅。
1955年、21歳で故郷ベルギー・ブリュッセルを離れパリにやってきたフォロン。代名詞といえる色彩豊かな作品へと発展する前の初期ドローイング50点に、マルセル・プルーストが答えたことで有名な34の質問帖への回答を添えました。ドローイングとチャーミングな回答が響きあい、フォロンの人柄や空想的な思考、社会への問題意識、人類に対する信頼や希望が、作品とともに立ち上がります。アーティストであり最初の妻・コレット・ポルタルによる寄稿も必読です。パリでの出会い、創作や暮らし、田園ビュルシーでの日々や家族について、みずみずしい追憶からフォロンの魅力に迫ります。
定価:税込2,200円(本体2,000円)
イラストレーション・言葉:ジャン=ミッシェル・フォロン
寄稿:コレット・ポルタル
翻訳:松井宏、エレオノール・マムディアン
アートディレクション&デザイン:須山悠里
デザイン:小河原美波
編集:柴原聡子
印刷・製本:株式会社アイワード
刊行:ブルーシープ株式会社
仕様:A5変型、128ページ、並製
ISBN:978-4-908356-57-5
© Fondation Folon, ADAGP/Paris, 2024–2025