EXHIBITION
5つのストーリーで旅する展覧会 2/5
2024/06/19
第1章 あっち・こっち・どっち?
旅先で頼りになる道案内の矢印。ところがフォロンが描く矢印は旅人を攪乱するかのように、あちらこちらへと向かいます。矢印に翻弄される街や人間を描くことは、フォロンにとって自立したアーティストとして進んでいこうとする強い意志表明でもありました。制作初期から登場する“誰でもあって、誰でもない”謎の人物、リトル・ハット・マンを道連れに、フォロンが空想旅行へと誘います。
©Fondation Folon, ADAGP/Paris, 2024-2025